たるたるくんのアウトプット

インフラエンジニア。 マリノス・美術館・編集工学・AWS・ウイスキー・いぶりがっこ・タルタルが好きです。

『完全SIer脱出マニュアル』読んでそろそろ1ヶ月経過。振り返りしてみた。#完全SIer脱出マニュアル #転職LT

『完全SIer脱出マニュアル』本の内容振り返り

booth.pm

まずは改めて本の内容を振り返ってみると、以下のように行動をするための各ステップが記載されています。

  • ステップ0から7までの整理
    • ステップ 0: 精神を病みそうな場合は、いますぐ会社を辞める
    • ステップ 1: 1 ⼈でできるインプットとアウトプット
    • ステップ 2: 社外の⼈の話を聞きにいく
    • ステップ 3: 会社にいながら⾃分の環境を変えられないか試みる
    • ステップ 4: 転職活動で語れる実績を作る
    • ステップ 5: 転職を⾒据えた会社選びをする
    • ステップ 6: 採⽤選考を受けて内定を得る
    • ステップ 7: 内定が出た会社の中から、転職先を選ぶ

これに対して、自分がこの1ヶ月で実際に取り組めたのは「ステップ 1」と「ステップ 2」でした。

ステップ1でやったこと

アウトプットをするための各種アカウント作り 外から⾒えない実績は、実績としては弱いです。そのため、誰でも⾒える形でアウトプット することが重要になります。エンジニアを⾯談するときによく⾒られるアウトプット場所は、 以下です。
GitHub
Twitter
• Qiita
はてなブログなどの個⼈ブログ
(Page 27).

ということだったので、以下を実践。

twitter.com

kothiba538.hatenablog.com

さらにこのステップの中で実践する内容によって、レベル1から3まで区分けされています。

• レベル 0
– インプットの過程で思ったことを、随時 Tweet する
Rails チュートリアルで書いたソースコードを、GitHub の⾃分のリポジトリに Push していく

• レベル 1
Rails チュートリアルをやってハマったポイントについて、⼩さめの粒度で Qiitaに投稿する 。10 ⾏でもいいので、「次に同じことをする誰か」が同じポイントでハマらない ように意識して書く

• レベル 2
- ポッドキャストRails チュートリアルに触れて思ったことや考えたことを、⼤きめの粒度でブログ記事にまとめる
- 技術に限らない内容であっても良い
(Page 31,32).

ここについては、Railsチュートリアルに取り組んで、Twitterとブログで感想やつまづきポイントをまとめました。また今もこれは実践中です。

ステップ2でやったこと

「社外の⼈の話を聞きにいく」ということで勉強会に参加しました。

techplay.jp

さらにここも実践にあたり、レベル分けがあります。

• レベル 0
– 登壇者の発表をちゃんと聴く
– イベントのハッシュタグTwitter 検索し、イベント中も TL を眺める
– ⾃分もそのハッシュタグを 付けて実況 Tweet する

• レベル 1
– 勉強会の内容をしっかりメモする
– 当⽇または後⽇、勉強会に参加したレポートをブログにまとめて公開する
– そのブログ記事を、イベントのハッシュタグ付きの Tweet で宣伝する

• レベル 2
– 懇親会に参加し、登壇者や他の参加者に話しかける
– イベントの常連に顔やアカウント名を覚えてもらい、次のイベントでも話かける
(Page 34,35).

ここについては、勉強会参加のレポートをBlogに書くことができました。

実践してみて「やれたこと」と「感想」

実際にやれたことは以下のようなものでしょうか。

感想としては

  • ハッシュタグをつけてBlog書いたことを投稿することって結構なハードルだったけど、この勢いを大事にしようっていうことで、ツイートしてみたら、いくつか反響を頂けたのとても嬉しかったです!なので、今でもこうしてBlogが続けられているのかなって思います。
  • とはいえ、まだまだTwitterでの気軽な発言はできてないかな、、、というかSNS障の自分には気軽にツイートっていう行為が非常に高いハードルで、このハードルを下げるために何すればいいのかって悩んでいます。

今後の方針

1ヶ月前の『完全SIer脱出マニュアル』を読む前の自分と比べると、ずいぶん違う視点を持てるようになれたなって感じています。

とはいえ、まだSIer的なところから抜け出せない自分がいるのも確かです。特に転職サイトを見ていると、ついつい今までの経験と能力でやれそうな事から探してしまい、結果的にSIerの求人を見て応募しようかなって思ってしまう自分がいたり、、、

これ、結局は自分のスキルに自信もてるか、ということと、これまでの実践した内容に実績としてアピールできるポイントがあるかの2点が重要になってくるんですよね。

転職活動を有利に進めるために最も⼤事なのは、以下の 2 つです。
• 実績
• ⾃信
これらがあるほど、転職先の選択肢を増やすことができます。
(Page 26).

スキルに自信を持つために

そこで、スキルに自信のない自分が、それでも少しずつ自信をもつためには、以下のようなことに対して、地道に実践したことをアウトプットしていくしかないかなって感じています。

  • 仕事を進めていくのに役に立ったもの
  • 実践してみたもの
  • やりたいことに対して準備していること

これらのことは、この1ヶ月でいくつか収穫がありました。

  • 仕事を進めていくのに役に立ったもの

    • Redmineの使い方について、インフラ勉強会のyuki476さんとお話できた
  • 実践してみたもの

    • Redmineの利用と、使い途について今の職場の現状を考えた上で活用してみた
  • やりたいことの準備

    • NextCloudを利用してサービスメニューを作れないか検討
    • また上記のサービスメニューでは、現時点では全く利用できていないコンテナ技術で、CI/ CDができないか

というようなことを今までは思いつきもしなかったし、話題に出たとしても「それって弊社では理想でしかないけどね」って他人事にしていたことが、勉強会や周りの人にいる強い人達の発想に触れていると、自分事として考えられるようになってきたのは、かなりの変化だなって感じています。

実績を積み重ねるために

実際に行動してみると自分の弱み、実力のなさ、年齢の壁などが今更ながらに感じられ、ここから実績なんて、、、と思ってしまう時もあります。

それでも、ここで諦めるのはもっと悔しいので、この弱みを受け入れていくしかないなと、むしろ弱みをアピールポイントにしていくしかないんじゃないかなって思うようになりました。

そこで、考えたのが「おじさんキャラ」です。(いや実際におじさんだけど、、、) でも、少し調べてみるだけでも「おじさん」と称しているエンジニアは割といますね。

あと「エンジニアって名乗れる程のものではないんですがキャラ」です。(いや実際に名乗る自信も実績もないんだけど、、、) こういう人達も割といる感じがします。

でも、そういうキャラで押し通していくことで「実績が作れる」というか、「前に進みやすい」のではないか、となんとなく思っています。

まとめ

『完全SIer脱出マニュアル』読んでそろそろ1ヶ月が経過しますが、この先今までとは違うモチベーションでガンガンやっていけるかというと、そんなことはないです。

ただ、ここまできて、なんとなく「やりたいこと」が見えてきたんです。

それは自分と似たような境遇の人達ってそれなりにいるんじゃないか、そして、そういう人たちで励ましあえるんじゃないか」ってことです。もしそういう集まりがあったら自分も参加したいなって思うんですよね。

であれば、むしろそういう人を集める機会をつくってもいいんじゃないかと。 強い人達はいないけど(もちろん強い人が裏にいてくれて、次のステップとして強い人たちと交流できるっていう流れが理想ですが)強い人達と交流するためのまず第一歩として、自分みたいな「のほほんおじさん」たちが徒党を組んでもいいんじゃないかと。

でも、そのために具体的に何をすればいいのかよく分からないです。なので、まずはそのために「お仲間」をつくるしかないですね。なんてことを考えていると、ちょっとこれまでとは違う元気が出てくるような気がしています。

ex-sier.connpass.com

これにも参加しますので、みなさんこれからも色々と教えて下さい!